2010年 03月 20日
「 switch 」 |
最高のパフォーマンスを行う為の自分を引き出すスイッチを持っているという。
そしてそれを押すタイミングやきっかけは様々で
例えばそれは試合前の控え室で靴紐を結んでいる時だったり
例えばそれはネクストバッターズサークルで素振りをしている時だったり
例えばそれは花道を歩いている時に聞く入場曲だったり。
100人いれば100通りのスイッチの入れ方がある。
そしてそれはおそらくアスリートに限らず
我々も一様に持っているはずで。
ただ、アスリートと我々の違いは
いつだってそうできるわけではないってこと。
押したいのに、押せない。
でも、それはひょんなタイミングで押されたり
思いもかけないタイミングでやってきたりする。
今回の僕がそうだったように。
「幸せな証拠」を免罪符にぶくぶくと太ってしまったワタクシ。
さすがにこのままじゃいかんと思いながらも
どーしてなかなかダイエットのスイッチが入らない。
相方さんに頑張りましょうね!と応援されようと
オカンに太りすぎ!!!と小言を言われようと
どーしてなかなか本気モードにならない。
俺が本気さえ出したら。。。
本気さえ出せたらすごいねんからな!!!
はいはい。
じゃぁその本気とやらを見せてくださいよと。
むむむむ。。。
正直なところ、困っておりました。
何故にスイッチが入らない?
WHY?
ところがそれは思いもよらないところで押されることに。
先日、行きつけの整体に行き
いつものように全身をバキバキと鳴らされ
くまなくほぐされて極楽の境地で眠りこけていたところ。
先生に終わりましたよ~と起こされる。
そして
「だいぶ筋肉が落ちてますね」
先生はイケメンで優しくて、マッサージもかなり上手い。
先生に出会ってだいぶ身体が楽になった気がする。
歳も僕の少し上くらいでまだまだ若い。
学生時代にテコンドーをされていたらしく
全国大会で優勝するなど相当の実力者だったらしい。
先生と格闘技の話をしたことはないが
少なからずとも僕の中で先生をある種のライバルと意識していたのは事実である。
それを踏まえて・・・
「だいぶ筋肉が落ちてますね」
「だいぶ筋肉がなくなりましたね」
「筋肉のない小田さんなんてたいしたことないですよ」
「小田さんなんて1分で倒せますよ」
「おまえなんて秒殺だよ」
(注、先生はそんなこと絶対に言いません。僕の妄想5段活用です)
なんじゃとこらーーーー!!!
誰が秒殺じゃこらーーーー!!!!
こうなったら絶対に痩せて筋肉つけてやる!!!!!
カチッ。
確かに僕の中で何かを押す音がしました。
それからというもの、食事制限をするのも
食後のデザートや晩酌のビールを我慢するのも
全く苦痛じゃなくなりました。
少しでも時間があれば筋トレをし
お店までの自転車通勤も腕に加圧ベルトを巻いて。
けっこう効きます。
いやいやいや
まさか整体に来て「やる気スイッチ」まで押されるとは
さすがです先生!!!
by tesshin2daime
| 2010-03-20 00:31
| 思ふこと