2011年 08月 04日
「八朔」 |
そうそう、あの黄色くて甘酸っぱいミカンよりちょっと大きい
ほーおーでーはーなーくぅーーーー
「八朔」。
芸舞妓さんが、日頃お世話になっている師匠やお茶屋さんに
挨拶まわりをする日のことなんです。
八朔は旧暦で8月1日の意。
本来は豊作を願う行事だったんですが
現在は新暦で行う花街の挨拶まわりのことをさすようになりました。
そんな訳で修行時代の仲間がこの日は全国から一同に集まってきます。
左から山形の佐藤屋八代目、岐阜の恵那すやの三代目、高知の松鶴堂の三代目。
5年間、同じ釜の飯を食べ苦楽を共にした仲間達。
今や僕なんかと違ってみんな老舗の若社長。
いい顔してました。
久しぶりに会ったんですが、とっても刺激になりましたね。
仕事のことから子育てのことまで
たくさんのアドバイスを頂戴しました。
家業を継いだ今だから、親になった今だから
修行時代に女将さんに怒られた理由が身に染みてわかります。
あの日の言葉や真意が目に染みて汗が流れ落ちました。
これからも、もっともっと良い仕事をして恩返しできるよう精進します。
by tesshin2daime
| 2011-08-04 23:59
| 和菓子