2010年 01月 23日
「まけたらあかん」 |
最近の世の中の傾向として
安く、安く、他店よりも1円でも安く!!!
という価格破壊を超えて、もはや価格崩壊状態の体力勝負。
それが生み出す負のデフレスパイラル。
このままでは本当に良い物が正当に評価されなくなるのではと大変危惧しております。
(例えば伝統工芸品であるとか、技術を売る仕事)
「安い」(正当な値段ではない)ということは
その一瞬やひと時は良いかもしれない
でも長い目で見た時は私達の首を自分で絞めることにはならないでしょうか。
僕はある時を境に「値切る」という行為をやめました。
以前は、それはエゲツナイ程に値切り倒していました(電化製品に限る)
それらは値段があって、ないような物だと思っていました。
でも材料を作る人がいて、それを組み立てる人がいて
商品を運ぶ人がいて、販売する人がいて・・・
たったひとつの商品にたくさんの人が携わっているわけです。
言い換えれば、大げさかもしれませんが
ひとつの商品の後ろにはたくさんの人の生活が隠れている訳です。
また、そういった方々がうちのお客さんであったり
他の消費者であったりするわけですよね。
それに気がついた時から
この商品はまだ値段下げれると思っても
額面通りの値段で買うようにしています。
それからうちのお店の場合でいうと
例えば友人がお蕎麦を食べに来たとしても
絶対にまけたりはしません。
きっちりと代金は頂きます。
それは技術料だからです。
手間ひまかけて、汗水流して
一生懸命魂込めて作った商品だからです。
例えば半額にしたとしましょう。
それは自分の仕事をプライドを半額で売っていることになるからです。
自ら自分の仕事を値引いていることに。
それは絶対にやっちゃいけないことだと思うんです。
その代わり、大盛りにするとか海老天をサービスするとか
もしくは代金を頂かないか。
0か100かです。
逆に僕が友人のお店に行った時も
それが何の仕事や商品であっても
必ず代金をきっちりとお支払いするようにしています。
それは代価だけなく敬意でもあります。
そんな中、びっくりする商品と出会いました。
ふたつともコンビニスイーツなのですが
モンテールのチョコロールケーキ 378円
と
神戸シェフクラブのロイヤルカスタードプリン 200円
どちらもめちゃめちゃ美味しいんです。
しかも安い。
CP(コストパフォーマンス)が凄すぎます。
ロイヤルカスタードプリンに関して言えば1日に1個は必ず食べます(笑)
常に切らさないように相方さんが常備してくれています。
僕がそれくらいハマる程、美味しいんです。
でもこのプリンを食べる度に
美味しさと共にヒヤっともします。
この味をこの値段で作られたら
おそらく街のケーキ屋さんはしんどいと思います。
コンビニスイーツもとうとうここまで来たか!と
このレベルの高さは脅威にすら感じます。
この状況はスイーツだけでなく、他の食料品でも同じようなことが言えると思います。
どんどん業界の技術やコストダウンが進化しています。
うちのお蕎麦と同じくらいのレベルのものを
うちの半額で出されたら、たちまちうちは潰れてしまうと思います。
ただ、もしそんなことがあったとしても
絶対に値引きだけはしないと思います。
その中で、もっとより良いものを作る努力をすると思います。
商品だけでなく、雰囲気であったり、接客であったり。
哲心にしかないものを
既成品には無いプラスアルファの部分を提供できるように。
ひとりでも多くのお客様に口福になって喜んでいただけるように
これからも日々精進していかねば!!!と思います。
その気持ちを忘れないように今日も僕はプリンを食べます。
安く、安く、他店よりも1円でも安く!!!
という価格破壊を超えて、もはや価格崩壊状態の体力勝負。
それが生み出す負のデフレスパイラル。
このままでは本当に良い物が正当に評価されなくなるのではと大変危惧しております。
(例えば伝統工芸品であるとか、技術を売る仕事)
「安い」(正当な値段ではない)ということは
その一瞬やひと時は良いかもしれない
でも長い目で見た時は私達の首を自分で絞めることにはならないでしょうか。
僕はある時を境に「値切る」という行為をやめました。
以前は、それはエゲツナイ程に値切り倒していました(電化製品に限る)
それらは値段があって、ないような物だと思っていました。
でも材料を作る人がいて、それを組み立てる人がいて
商品を運ぶ人がいて、販売する人がいて・・・
たったひとつの商品にたくさんの人が携わっているわけです。
言い換えれば、大げさかもしれませんが
ひとつの商品の後ろにはたくさんの人の生活が隠れている訳です。
また、そういった方々がうちのお客さんであったり
他の消費者であったりするわけですよね。
それに気がついた時から
この商品はまだ値段下げれると思っても
額面通りの値段で買うようにしています。
それからうちのお店の場合でいうと
例えば友人がお蕎麦を食べに来たとしても
絶対にまけたりはしません。
きっちりと代金は頂きます。
それは技術料だからです。
手間ひまかけて、汗水流して
一生懸命魂込めて作った商品だからです。
例えば半額にしたとしましょう。
それは自分の仕事をプライドを半額で売っていることになるからです。
自ら自分の仕事を値引いていることに。
それは絶対にやっちゃいけないことだと思うんです。
その代わり、大盛りにするとか海老天をサービスするとか
もしくは代金を頂かないか。
0か100かです。
逆に僕が友人のお店に行った時も
それが何の仕事や商品であっても
必ず代金をきっちりとお支払いするようにしています。
それは代価だけなく敬意でもあります。
そんな中、びっくりする商品と出会いました。
ふたつともコンビニスイーツなのですが
と
どちらもめちゃめちゃ美味しいんです。
しかも安い。
CP(コストパフォーマンス)が凄すぎます。
ロイヤルカスタードプリンに関して言えば1日に1個は必ず食べます(笑)
常に切らさないように相方さんが常備してくれています。
僕がそれくらいハマる程、美味しいんです。
でもこのプリンを食べる度に
美味しさと共にヒヤっともします。
この味をこの値段で作られたら
おそらく街のケーキ屋さんはしんどいと思います。
コンビニスイーツもとうとうここまで来たか!と
このレベルの高さは脅威にすら感じます。
この状況はスイーツだけでなく、他の食料品でも同じようなことが言えると思います。
どんどん業界の技術やコストダウンが進化しています。
うちのお蕎麦と同じくらいのレベルのものを
うちの半額で出されたら、たちまちうちは潰れてしまうと思います。
ただ、もしそんなことがあったとしても
絶対に値引きだけはしないと思います。
その中で、もっとより良いものを作る努力をすると思います。
商品だけでなく、雰囲気であったり、接客であったり。
哲心にしかないものを
既成品には無いプラスアルファの部分を提供できるように。
ひとりでも多くのお客様に口福になって喜んでいただけるように
これからも日々精進していかねば!!!と思います。
その気持ちを忘れないように今日も僕はプリンを食べます。
by tesshin2daime
| 2010-01-23 03:22
| 口福