2008年 07月 10日
「大吟醸の会にて」 |
先日の日曜日は大吟醸を楽しむ会に出席してきまして。
600人近い人が集まってはって。
この焼酎文化の宮崎でこんなによく集まったなと。
でもほとんどが
政財界の人らか、メディア、その他関係企業の関係者
そして美食家の方々
ほんで料理人がチラリホラリ。
まぁゆーたら社交パーティーみたいなもんですよね。
若い人間ゆーたら数えるくらいしかいてへんわけで。
だからどーしても僕なんか目立ってしもて
僕は純粋に日本酒と珍味を楽しみたいって思うてても
おっ二代目じゃないか
なんて見つかってしもて
まぁいっぱい言われてお勺されたら飲まへんわけにはいかんわけで。
それが1人2人やったらえーねんけど
10人20人、、、
しかも立食やさかいに
歩くからどんどん酔いが回ってきて
たただでさえお酒弱いのに・・・
去年はそれで記憶ぶっとんで
家に帰る途中でどっかでこけてしもて
足ザックリ切って帰ってきてそのままソファで寝てしもて
翌朝目が覚めたらあたりが血だらけで
なんじゃこりゃーーーーって(笑)
いや、全然笑えへんかったけどね。。。
しかーし
同じ轍を踏む二代目じゃなくってよ。
今回もそんなる思うたさかいに
事前にウコンの力を2本ガブ飲みしてきました。
ふふふ。
すごいねウコン。
二次会にも行ったのにね。
まぁ二次会はほとんどロレツまわってへんかったけど(笑)
すんませんM専務。
この日本酒大吟醸の会の1番の楽しみは
参加されたみなさんは全国のお酒や珍味なんやろうけど
僕は違うくって
それは仕込み水。
お酒を作ってるお水。
井戸水ね。
蔵元さんが少しずつ持ってきてはんねんけど
それを飲み比べんの。
ほほぅ、この水がこんな感じでお酒に変わんねやと。
それがたまらんおもろいねん。
他の人らは1万も出してなんで水飲むねんってゆーてはったけど
僕からしたらなんで水飲まへんねんって。
お酒はお金出したら飲めますやん。
でもその仕込み水はお金出しても飲めませんもん。
しかもほんまに飲もう思うたら
例えば宮城県の「浦霞」ってお酒があんねんけど
(今回は僕はこれが1番美味しかった。他のお酒も甲乙はつけがたかったけど)
宮城県まで行って尚且つその酒蔵まで行って
ごめんやす言わな飲ましてもらわれへんわけですやん。
それがこの会ではたくさんのお酒の仕込み水を飲み比べできるわけで。
そりゃ1万払っても安いと僕は思います。
ほんで今回ひとつだけやらかしちゃったことがあって。。。
会場をお酒片手にウロウロしてたら
ふとある初老のお客様と出あって。
そのお客様、僕の御菓子を楽しみにしてくれてはって
いっつも来てくれはるの。
ほんでいつもありがとうございますって挨拶したら
そのお客様がすっごいびっくりしてはって。
まさか君とここで会うとは
いやー二代目はなかなかの勉強家だね
なーんて話になって。
すごい喜んでくれはって
記念に一緒に写真撮ろうって。
近くにいた僕の知り合いの方に
君ちょっと写真撮ってくれないかって頼まはって。
んでそのオジサマと写真撮ったわけやねんけど・・・
ん?
そーいやオジサマ胸に立会人て名札つけてはったなぁって。
なにか著名な方なのかなぁって。
ほんでそのオジサマがいらっしゃられなくなった後に
あの人誰なんですか?って
いや、いつもうちに来てくれはるんですけど
どなたか存じ上げなくてって。
そしたら
おまえ何言ってんの!!!
ってめっちゃ怒られて。
しかもオイっって叩かれて。
おまえなーーーあの人はなーーーって。
めちゃオエライさんでした(笑)
最近まで某社の会長さんで
今は勇退しはったらしいねんけど
簡単に言えば宮崎の政財界のトップだった人で。
その人の祖父様は銅像が立っちゃってるような人で。
そんな人と僕が写真撮ってるから何事かと思わはったみたいで。
いやー名前は存じ上げてましたけど
まさかあのオジサマがその人だったなんて。
タイヘンシツレイヲバイタシマシタ(汗)
でもちょっと鼻高々でしたがな ☆
そんなこんなでとても楽しい大吟醸の会でございやした。
by tesshin2daime
| 2008-07-10 01:46
| 思ふこと